井上 真帆（Inoue, Maho）

プロフィール

グライフスヴァルト大学のProf. Dr. Martin Schnittlerの研究室で博士課程をしています。

現在は変形菌（Myxomycetes）とヒカゲノカズラ科アスヒカズラ属（Diphasiastrum、Lycopodiaceae）の種を対象に、分子生態学・生物地理学的アプローチで研究をしています。

最新情報

• 2025年10月14日: ドイツ・グライフスヴァルト大学で行われた博士課程の口頭試問（ディフェンス）に合格しました。
• 2025年10月11日: 共著者として関わった論文「Nivicolous myxomycetes in the French Pyrenees – A biodiversity study aided by two molecular markers」がオンラインで公開されました。
• 2025年7月27日: 共著者として関わった論文「First records of nivicolous myxomycetes (Amoebozoa) from Kazakhstan」がオンラインで公開されました。
• 2025年6月21-27日: 韓国・ソウルで開催された第16回国際原生生物学会（ICOP/ISOP 2025）において、「Regional Endemism instead of Unlimited Gene Flow: Phylogeography of Nivicolous Myxomycetes in the Mountains of Eurasia」の演題で口頭発表を行いました。
• 2025年6月20日: 日本・東北大学のエコロジーセミナーにおいて、「Life Histories as Windows: Exploring Reproduction, Distribution, and Evolution in Slime Moulds and Club-mosses – 変形菌とヒカゲノカズラ：生活史から分布と進化を探る」の演題で招待講演を行いました。
• 2025年6月: Facebookグループでの案内に応じていただいた、日本在住の変形菌の複数の在野研究者の方から、変形菌子実体標本のご提供をいただきました。心よりお礼申し上げます。
• 2025年5月-6月: 日本・北海道で好雪性変形菌、およびアスヒカズラ属のフィールド調査を行いました。
• 2025年5月16-18日: 日本・千葉で開催された第69回日本菌学会（MSJ 2025）において、「日本産好雪性変形菌の遺伝的多様性」の演題で口頭発表を行いました。
• 2025年3月18日: 博士論文を提出しました。